パンは好きですか?
僕はパンが大好きです!
パン屋さんは家でも焼き立てパンを食べれていいなと思ったことはありますか?
パン屋さんは家でパンを焼くの?
焼かないならどうして焼かないの?
そんな疑問に4店舗で勤めた経験のある現役パン屋さんの僕が答えていきます🍞
※あくまで僕と僕の同僚の話です。
パン屋に勤めて14年のパン屋さん「あまい」です🍞
ブログに訪問してくださってありがとうございます♪
少し自己紹介😃
中卒でドーナツ屋で働きその後パン屋に就職した、お菓子やパン作りが好きな2児のパパです。
好きなことは演劇、映画、読書、ゲーム、すみっコぐらしです😊
仕事として仕込み、分割、成形、カマ、シーター、レジ接客などパン屋でのポジションは一通りやってきました。
休みの日には2人の娘と家でパンやお菓子を作ったりしてます🍪
結論
パン屋さんはあまり家ではパンを焼きません!
女性のスタッフは何名か焼いているようでした。
でも、男性スタッフは家でパンを焼くことは稀です。
20年以上勤めている上司が
「このまえ奥さんにお願いされて初めて家で焼いたよ(笑)」
と話していました。
何故パン屋さんはあまり家で手作りしないのか、その理由について考察していきます。
理由
その1 パンを作るのは仕事だから
単純にこの理由があると思います。
「仕事として行っているから」ですね。
職場ではいいパンを仕込めるように、いいパンを焼けるように日々改善を繰り返しながら仕事に励んでいます。
毎日いいパンを作るのは本当に難しいです。
日によって室温、湿度、水温が違うので、仕込むときの水温の調整をしたり、こねるときのミキシング時間も変わってきます。
もちろん生地の状態によって発酵具合も変わりますし、カマはカマごとにクセがあるので入れるカマによって焼き色も変わってしまいます。
結構大変なんですよね💦(笑)
「そんな大変な思いをしてるのに、家でまでパンを焼きたくない!」
これが1つ目の理由だと思います。
その2 パンを食べるのに飽きたから
2つ目の理由が「パンを食べるのに飽きたから」です。
毎日パンを焼いているとパンに飽きてくるスタッフも多いようです。
職場で新商品の試作を焼くときなどは食べるけれど、家ではまったくパンを食べないスタッフもいます。
ちなみに僕はパンが好きなので毎日パンでも飽きません(笑)
逆にパンばかり食べ過ぎるのも心配なので、休日は積極的にお米を食べるよう意識しています。
その3 めんどくさいから
3つ目の理由が「めんどくさいから」です。
パンに飽きたわけでもないし、パンは好きだし、家でも焼き立てを食べたいとは思う。
でも職場の調理環境が整った場所でのパン作りに慣れてしまうと、ミキサーやホイロやカマのない家でパンを作るのはめんどくさい!となってしまいます。
手ごねで生地を作るのはなかなか大変ですし、発酵させるのに適した温度と湿度の場所なんてないし、オーブンも上火と下火を設定できるようなものではない。
製パン台もないし、食パンの型もないし、あれもないしこれもないし…
となってくると、わざわざ家で焼かなくても…と思ってしまうのも当然な気がします。
まとめ
他の方のパン作り動画や記事やブログを拝見しにいったりしますが、手作りパンをされている人は現役パン屋さん・元パン屋さんよりも、主婦の方や趣味で始めて何年もしてますという方が多いように思います。
パン屋さんはどうしても毎日同じパンを同じ品質で製造することに力を注ぎますし、その工程をどれだけ効率よく行えるかが重要になってきます。
でも趣味として家で作ると、大量に作らなくてもいいし、時間がかかってもいいし、配合を好きに変えて実験的に焼いてみて失敗したとしても何も問題ありません。
手作りパンって簡単ではないけど楽しいです😊
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
我が家では手ごねの工程を楽にするためにホームベーカリーを購入しました。
次はオーブンが欲しくなってます(笑)
発酵を待つあいだのヒマな時間はプライムビデオで動画でも😊
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